中学受験の真最中(5年生~6年生)で、子供が反抗期になり、親が何を言っても言うことを聞かない、勉強の進め方でけんかになる、、、、などで困ることが多くないですか?
本記事では、我が家での実体験の例に出しながら、子供の反抗期を迎えつつ、受験勉強を乗り越えるためのコツについて記載します。
中学受験と反抗期
中学受験の真っただ中、反抗期を迎えるお子さんも多いと思います。
勉強のスケジュールや、苦手教科/苦手分野の克服など、親子で協力しながら受験勉強を進めたいところに、反抗期を迎えた子が、言うことを聞いてくれなくなり、思ったように行かない、、なんてことが増えてくると思います。
そんなときの対処方法を説明します。
押し付けない
勉強のやり方、スケジュールなど、子供に任せておくと滅茶苦茶になって、思うように成績が上がっていかないことはよくあると思います。
親が手や口を出して、スケジュールを決めたり、勉強の進め方を考えるのは、必要なことだと思います。
ただ、反抗期の子は、親が決めたことを、すんなり受け入れてくれないことが多々あります。
その時に、親の言い分を押し付けると、文字通り「反抗」されるだけです。
喧嘩になったり、一見言うことを聞いた風で右から左に、、何てことになりかねません。
押し付けることはせず、以下を心がけてみてください。
- 親子で決める。
- 最終決定は子供が。
親子で、話し合って決めること、または最終決定を子供がすることで、自分が関わって決めたことはやらないと、、、、という気持ちになります。
子供の自立の第一歩ですね。
聴く(傾聴)
「聞く」ではなく「聴く」を心がけてください。
辞書によると、
- 聞く ー 自然に音が耳に入ってくる
- 聴く - 音や、音が持つ意味を認識しようとして「注意」して耳を傾ける
と意味が異なります。
反抗期の子供の言い分について、「聴く」ということが重要です。
親も忙しいので、子供の言い分ばかり聞いていられない、というのもわからなくはないですが、子供は親に話しを 「聴いて」もらうことができるだけで、心が落ち着きます。
「聴く」ことで、子供がどうしたいか。何に困っているのか。を親が理解をすることができますし、子供も、自分の気持ちを言葉で発することで、自分の気持ちの整理ができます。
一石二鳥です。
自分の気持ちから発した言葉を、親がちゃんと聴いてくれる。と分かると、親の言い分も聞いてみようかな、と思ってくれるようです。
第3者に入ってもらう
それでも親の言うことを聞いてくれない、、という場合もあると思います。
そんな場合は、第3者を頼ってみてもよいと思います。
塾の先生や、学校の先生、さらには教育コンサルなども選択肢にあると思います。
一番のおすすめは、塾の先生です。
勉強の進め方など、親から相談した内容を、塾の先生から子供に説明してもらうと、驚くほどすんなり聞き入れる、、、ということもありますので、親子の話し合いで何とも活路を見いだせない場合は、第3者に入ってもらってください。
我が家の例
我が家の場合、上の子が6年生の10月頃に反抗期なのか、、、苦手科目であった算数のやる気が全くなくなり、何をやらせても上手くいきませんでした。
それまでは、計算やらせたり、苦手分野の問題を解かせてみたりと、やるべきことを提示したら、それなりにやってくれていたのですが、6年生の9月から10月頃から、言ったことを聞いてくれなくなり、算数の成績も急降下。。。(もともと得意科目ではなかったのですが)
成績が急降下すると、明らかにやる気が衰退していき、負のスパイラルに。
反抗されている自覚はあったので、どうしたらよいか話し合ってみました。
「難しい問題をやっても解ける気がしない。」「基本的な問題で自力で解ける問題をやり直す方が、まだ気が向く。」という意見がでてきたので、やる気を復活させるため、子供の意見をくみ取り、基本問題だけを集中的に実施するという方針で決めてみました。
すると、11月頃からは、やる気も復活し、算数の成績も徐々に復活してきました。
基本問題だけを集中的に解くようにしたので、発展問題は解けないケースも多かったですが、基本問題で落とすことも減り、平均的な問題は解けるようになったこと、さらにやる気が向上したという点は大きかったと思います。
まとめ
まとめます。
小学校高学年の反抗期の子は、親の言うことをすんなり聞くこと自体が格好悪いと思うのか、抵抗があるのかもしれません。
以下、2点を心がけて、コミュニケーションをとってみてください。
- 親の言い分を押し付けない
- 子供自身の言葉をよく聞く
それでもだめなら、3点目も考慮に入れて、子供が自分で考えれるように道筋をつけてあげてみてください。
- 第3者に話してもらう
反抗期の子供と向き合うのは大変ですが、目標/ゴールに向かって親子で進まないと中学受験は難しいと思います。
親も努力して、良き結果に向かって頑張りましょう!
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