中学受験をすることを決めたお子さんが、習い事とどう向き合うべきか、について記載します。
この記事を読むと以下のことが分かります。
- 受験勉強に役立つ習い事
- 受験勉強が本格化した時に、習い事はやめるべきか、続けるべきか
中学受験と習い事について
中学受験を考えるご家庭は、比較的教育熱心な方が多いらしく、低学年(早ければ未就学児の頃)から習い事をやり始めているお子さんが多いようです。
中学受験をすると決めたお子さんが、どんな習い事を、いつまで続けたらよいか、、という内容について記載します。
受験勉強に役立つ習い事
受験に役立つ習い事って、どんなのがあるの?という疑問にお答えします。
色々あるかと思いますが、以下の5つほど説明してみようと思います。
- 公文
- ピアノ
- 習字
- 武道(剣道、空手など)
- スイミング
それでは、一つずつ説明していきます。
公文
算数の基礎となる計算力が身に付きます。
計算ミスが減るのは、中学受験ではかなり重要なポイントとなります。
基礎体力として、計算力を鍛えることができる公文はかなりお勧めです。
我が家でも、公文やっておけばよかったな~~、と本気で思う習い事です。
ピアノ
近年、長時間ただしく鉛筆をもって字を書くことができる子が減っているそうです。
指先を使って摘まんだり、捻ったりという動作が、家電や水回りの発達で減っていることが原因の様です。
中学受験では、長時間鉛筆できれいな字を書ける能力が必要です。
そんな指先の力を鍛えるのに、ピアノは最適です。
ピアノを演奏することでリラックスできる効果もあるので、お勧めです。
習字
字をきれいに書くことができるようになります。
テスト用紙に、汚い字や、読み間違えるような字を記載すると、思いもよらない減点を食らうことがあります。
綺麗な字を書けるようになる習字は、お勧めです。
また、習字を練習するときには、姿勢を正して書くため、背筋が伸びた正しい姿勢を身につけることができます。
正しい姿勢は集中力を高めてくれるので、お勧めです。
武道(剣道、空手など)
身体を鍛えることができ、また綺麗で正しい姿勢になることができます。
習字でも記載しましたが、正しい姿勢は、集中力を高めてくれるので、お勧めです。
スイミング
小さい頃からスイミングをすると、体を鍛えることができます。
身体を鍛えることで、風邪をひきにくくなります。
我が家では、スイミングを習い始めたころから、風邪をひく回数が明らかに減りました。
こちらもかなりお勧めです。
受験勉強が本格化したときに、習い事をやめるべきか
ケガをしてしまう可能性がある習い事は、基本的には本格化する前には辞める、または一旦休止するなどをお勧めします。
特に、手をけがしてしまうような習い事(バスケやバレーボールなど)は、突き指などして鉛筆が持てなくなる、、、等の支障をきたす可能性があるので、受験勉強が本格化する前までに、辞めるか、中断するという心構えをお子さんと予めしておくとよいです。
ケガしてしまうと、受験勉強のスケジュールが大幅に狂う可能性があり、それが原因で回りについていけないと感じてしまうようなことが起きると挽回が厳しくなります。
それ以外の習い事は、余裕があり、かつ子供が続けたいという意思があれば、継続してもよいと思います。
その習い事が、勉強の息抜きとなりリフレッシュする機会になるのであれば、なおさらです。
継続は力とも言います。継続することで、その習い事が将来、花咲く蕾になるやもしれませんからね。
ただし、重要なのは、あくまでも「子供が続けたい、両立させたい」と思っている場合に限ってという点です。
中学受験で忙しく、普通に遊ぶ時間が少なくなっていく中で、習い事の時間や、習い事のための練習(ピアノなどの家庭練習など)の時間の確保などは、かなり難しくなってくるはずです。
続けるか、やめるか、という点は、子供の意思を尊重しつつも、スケジュールを親が考えてあげる必要があると思います。
子供が「絶対に続けたい」と思っていない習い事であれば、一旦思い切ってやめておくことをお勧めします。
中学受験が本格化すると、ビックリするぐらいハードスケジュールになる可能性がありますので。
我が家では、スイミングを続けていましたが、受験勉強が本格化する前に辞めました。
中学受験のスケジュールが結構ハードでしたので、体力・気力的にも続けるのは厳しいと判断したためです。
まとめ
中学受験に役立つ習い事は、以下の5つが挙げられます。
- 公文
- ピアノ
- 習字
- 武道(剣道、空手など)
- スイミング
受験勉強が本格化する前に、辞めるべきか、続けるべきか、については、勉強に支障が出てしまうようなケガをする可能性がある習い事は、辞めておくか、一旦中断することをお勧めします。
また、それ以外の習い事については、「続けたい!両立させたい!」とお子さんが自分で欲している時は続けさせてあげるとよいでしょう。
自分の意志で決めたことであれば、勉強も習い事も両方がんばれるはずです。
そうでない場合は、受験勉強が本格化する際に、一旦スッパリ辞めておくことをお勧めします。
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